通常は取り扱わない遺言書を通した実例 東京多摩相続診断士会のセミナーにZOOM参加 

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東京多摩相続診断士会のセミナーに
ズームで参加しました。

今は Zoom で
全国の相続相談士会の定例会に
参加できるので大変助かります。

今回のテーマは
福井県の行政書士の相続相談の活動事例を
セミナー 形式でのお話をでした。

講師の行政書士は
許認可関係の書類作成は一切やらず、
相続のみに絞って活動している
珍しい先生です。

お話を聞いて印象に残ったのは
年間を通して
講演活動メインに活動をされていることです。

相続について
どこに相談したらいいのか
まず何をしたらいいのか
分からない人や
困っている人に
こちらからやり方を伝えていくことが
とても大切だと感じました。

私も毎月1回(今月と来月は稲沢まちゼミに参加しているため月2回)、
「親が70才以上、初めての相続対策」の内容で
超初心者向け相続セミナーを行っていますが
回数が少ないなと気づきました。

もっと地域の団体や集会で
規模の大小問わず、発信の必要性を感じました。

目次

通常は取り扱わない遺言書を通した実例

相続診断士会の定例会は2部構成で
実務的な話として
広島県の行政書士の遺言書の事例は
大変参考になりました。

写真の通り(大事な部分は ぼかしていますが)
この一見、ただのメモに見える内容です。

出席者の先生から
大抵の士業の先生なら
遺言書としては厳しいと判断し
「記念に保管ください」と言ってしまうレベルと発言がありました。

例えば、法定相続人ではない姪っ子に
「マンションを渡す」と書かれていますが
どこのマンションとまで書いていない。

これは遺言書としての実行は
無理だと思うのは仕方ないところ。

この先生のすばらしいところは
亡くなられたかたは
マンションは一つしか所有していないこと
その事実と
この自筆遺言書を持って法務局で交渉したこと

おもしろいのは
登記官の多数決で
(そんなことあるのか!)
移転登記可能という結果に至ったこと。

他にも関係各所との手間のかかる交渉の末
これを遺言書として実行した話でした

これは稀な例ですが
こういう事例があることを
知っているか知っていないかが
依頼者の相談に対応できる
相続のプロとしての能力です。

相続の時分からないことがあれば
一人で抱え込まずに
ぜひ、お近くの専門家にご相談をしてみてください

きっと解決策が見つかりますよ

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